ぼんやり生きてる

読んだ本の備忘録を残していこうと思います

『白鳥とコウモリ』

 

こちら。予備知識ゼロで入ったので、どんな話か知らず。

罪と罰 の話。

 

とある殺人事件が起こる。

浮かび上がる容疑者。

容疑者の告白は一貫性があり、犯人だとみて間違いない。

しかし、容疑者の身内、被害者の身内は容疑者の告白に納得がいかない。

「父はそんな人物じゃない」

自白している容疑者が犯人であると疑わない警察。

供述内容に納得できない容疑者の息子。

供述内容から伺える被害者像に異を唱える被害者の娘。

真実を隠すことで与えられる「罪と罰」。

 

場面がくるくる展開していく。

小さな小さなほころびから浮かび上がる真実。

 

人間だからこそ隠したい真実。

「善と悪」

 

平穏に暮らせることこそ幸せ。

自分に正直であることが善か悪か。

『下北沢』

学生時代によく通っていた下北沢。

再開発が進む前の下北沢。

まだ地上に小田急線が走っていて

どこの出口から出ようかいつも迷っていた街。

 

 

雑多な、がやがやした、だからこそほっとするのが下北沢。

集まる人はがちゃがちゃしていて

一筋縄ではいかない人たち。

 

再開発が進んで、

小田急線が地下化されて

なんだか整ってしまった下北沢も悪くないけど

わけわかんない感じでがちゃがちゃしていた下北沢が好き。

 

そんな時代の下北沢の話。

あー、懐かしいなー

そうそう、こんな道あった

こんな店あった

懐かしさと一緒に読める話。

 

見捨てられない人がいる。

でも仲間として見られるのはイヤ。

気にかけてはいるけど他人でいたい。

お互いが持ちつ持たれつ生きている。

 

人の温かさが心にじんわりくる一方

どこか切なくなる。

終わりはバタバタ駆け込んでいくけど

主人公の誠実さが良い。

 

最後に語る愛の形が、

このがちゃがちゃした街にあっている。

 

 

次は『虚ろな十字架』東野圭吾

『友罪』を読んで思うこと

薬丸岳さんの『友罪』を読んだ。

 

自分の過去とどう向き合うか

 

誰にだって大なり小なりのやましいことはある。

そこから目を背けずに、どのように生きていくか。

過去を掘り返すことに何の意味があるのか。

誰のための人生なのか。

 

罪の意識は簡単に拭えるものではない

一生背負わなければならない大きな十字架は

誰よりもその人自身がその存在の重さに気付いている

 

正義って何だろう

「世間はそいつの今を知る権利がある」

だからといって何でもかんでもあることないこと伝えるのは正義か?

語る人によって「正義」が何かは違っていて

でもその正義は決して押し付けられるものではなくて

一方から見る正義が正しいとは限らない

でも、その「正義」に従って動かないことには自分の行動に理由がつかない

 

 

生きるって難しい

 

平成29年度採用富山県教員採用試験のこと

受けてきました。富山県教員採用試験。略して教採。

ネットではどれだけ検索しても詳細が出てこない。

知り合いも特段いない。

強いて言うなら後輩がいるけど、今さら聞けない。

ということで、書いて残しておこうと。 

当該自治体から消せと言われれば消します。言われないことを祈る。

 

私の受験教科は、中高保健体育です

 

だけど、面接のこともちょっと書こうかな。さらさら~っとだけど。

 

筆記検査は、これは過去問も出るので割愛。

富山県は深い知識は問うてこないけど、浅く広く知っておかないとだめだよね

これ一番面倒

 

さて。実技検査

富山県は誰かツテを頼って聞かないと試験内容わからないよね…あんなの…

でも、毎年ほとんど変わりが無いようで。

内容は、マット・バスケットボール・バレーボール・ハードル・選択(柔道剣道ダンス)です。

これはまあ知らされてるけど、知りたいのはそこじゃないっていう。

 

受検者がおおよそ100人いるので、今年は5班に分かれてローテーションしました。

男女別です。他の教科は知りませんが、受検番号は男子が前、女子が後ろです。

筆記検査の時なんでかな~~~って思ったけど、実技の時に都合がいいからだった。

納得、というかなんというか。

 

①マット

女子は、伸膝前転ー開脚前転ー前転足交差ー伸膝後転ー側方倒立回転とび1/4ひねり

男子はハンドスプリングとか頭跳ね起きとか跳び前転とか。

練習時間数分あります。するしないは自由だけど。

 

②バスケットボール

次の受検者を相手にチェストパス2回ードリブルーレイアップードリブルージャンプシュート(2回)ーフリースロー(2回)

ドリブルの時にアピール可。

成功率ではないというけど、何を見ているというのか。

 

③バレーボール

最初にいくらか練習時間あります。

直上パス(オーバー)1分ー対陣パス(オーバー)ー直上パス(アンダー)1分ー対陣パス(アンダー)ーオープンスパイク2本ーサーブ2本

対陣パスは無言でやるペアが多いので、なかなか苦痛。

わたしはペアの人が声を出す人だったので合わせて出したけど。

スパイクもサーブも1本だけ練習させてくれる。

サーブはネットを超えれば可なので、フローターでもアンダーでもなんでも可。

スパイクは、トスを出してくれる先生の裁量によってかなり変わると思う。

もうちょっと高いボール出してくれないと…打ちづらかった…

 

④ハードル

インターバルは2つ用意してあります。

女子は12m- 7.5 / 8.0 ー 7.5 / 8.0 ー…5台

男子は13mー 8.0 / 8.5 ー 8.0 / 8.5 ー…5台

たしか。

練習時間あります。女子の高さは中学女子かな。男子はわかりません。

 

⑤柔道・剣道・ダン

選択種目いつ申告するんだよ!!と思ったら、その場で申告でした…いいのかよそれで

ダンスは、その場でテーマが伝えられ、受検者1人ずつ踊ります。

1人につき、1分練習ー1分本番です。

タイマーが置いてありますが、本番は見せてくれません。自分のタイミングで終わります。

音もありません。これ把握しておきたかった。

だって、ダンスとマットとバスケは同じフロアでやるんだよ。そりゃ音出せないよね。

柔道は、受け身と約束練習(3つ?)をやるらしい。剣道は忘れました。

 

最後の種目は、片づけ含みます。

なんだかんだ解散できるのは17時ぐらい。お迎えを頼む人、要注意ですよ。

午前の筆記終わって実技開始までかなり時間があって、もてあそぶ時間多過ぎ。

 

 

日付変わって面接試験

受検験番号によって集合時間変わります。私午後だった。14時集合。

まず、体育館に整列します。入口に番号貼り出されてるんだけど、

 

あ い う え お か き く け こ さ し す 

                          a

                          b

                          c

                          d

 

 

って感じで場所指定されます。

平仮名はあとで数字に変換されて、面接室の番号になって、

アルファベットは受検者の名称になります。

わたしは運よく前半チームだったけど、後半チームは体育館で待機。

で、部屋ごとに移動して、論題が与えられます。10分ぐらい?時間覚えてないけど、考える時間。メモ可。みんな必死。

さらに部屋を移動して、討論開始。30分。

面接官3人と、受検者8人。

1分で意見発表して、残り時間で討論。

面接官によるらしい?けど、私の部屋は、結論は出さなくてよかった。時間来て終わった。

 

 

 

合否はネットはもちろん封書でも来る。

出願時に同封した速達の封筒で。

落ちると2枚の紙が入っています。不合格通知と、講師登録用紙。

そんなに必死ならもっと合格者増やしてくれよ

 

情報の少ない富山県ですが、受検者様の参考になれば。

今年は富山県とは縁がなかったけど、別の自治体でなんとかなることを祈る。

 

 

 

 

ざーーっとしか書いてないので、もし閲覧者様で知りたいことあれば、覚えている範囲で対応します。