ぼんやり生きてる

読んだ本の備忘録を残していこうと思います

『友罪』を読んで思うこと

薬丸岳さんの『友罪』を読んだ。

 

自分の過去とどう向き合うか

 

誰にだって大なり小なりのやましいことはある。

そこから目を背けずに、どのように生きていくか。

過去を掘り返すことに何の意味があるのか。

誰のための人生なのか。

 

罪の意識は簡単に拭えるものではない

一生背負わなければならない大きな十字架は

誰よりもその人自身がその存在の重さに気付いている

 

正義って何だろう

「世間はそいつの今を知る権利がある」

だからといって何でもかんでもあることないこと伝えるのは正義か?

語る人によって「正義」が何かは違っていて

でもその正義は決して押し付けられるものではなくて

一方から見る正義が正しいとは限らない

でも、その「正義」に従って動かないことには自分の行動に理由がつかない

 

 

生きるって難しい